兼務神社 文殊地区 (H15現在)
福井市の南東部、文殊山を南に背した地区。
二上町を中心に帆谷町から半田町(現在の北陸自動車道まで)にかけて奈良時代の東大寺荘園糞置荘に比定されている。弥生時代から平安中期にかけての糞置遺跡があり、文殊山の支脈尾根には二上古墳群があり、方形、円形台状墓が分布する。戸数約650戸、人口約2,600人。


天満神社 鎮座地:福井市大土呂町25-6
祭   神  菅原道真公 天照皇大神 
例   祭  4月25日
境 内 地  1,114u
旧 社 格  村社
主要建物  本殿 木造 瓦葺 神明造 
        拝殿 木造 瓦葺 神明造
境内神社  大神宮
氏   子  32戸
「由 緒」 

創立年月不詳。
社伝によると、往古村に落雷があり大変な被害が出たという。現在でも本殿の横にその落雷があったという木が残っている。その後不動明王を祀って社名を天満神社としている。
大神宮は大水にて上流村より流されてきたという神像を祀って社殿を建てたものである。
 
愛宕神社 鎮座地:福井市半田町30-29

祭   神  火之迦具土神 木花開耶姫命 応神天皇
例   祭  4月25日
境 内 地  3,903.9u
旧 社 格  村社
主要建物  本殿 木造 瓦葺 
        拝殿 木造 瓦葺
境内神社  白山神社 水理神社 
氏   子  42戸 

「由 緒」
創立年月不詳。
社伝によると永正4年(1507)10月朝倉氏の臣(堀江喜一郎)再建。明和7年(1770)5月類焼の時に文献焼失しその後社殿再建。柳枝神社・八幡神社は境内社で明治10年4月本殿に合祀。
白山神社は創立年月不詳。慶応元年(1865)4月境内に移転新築する。
 
神明神社 鎮座地:福井市半田町5字河沙1-1

祭   神  天照坐皇大御神
例   祭  10月10日
社   紋  丸に立て花菱
境 内 地  1,072.91u
旧 社 格  戦後創立
主要建物  本殿 鉄筋コンクリート造 瓦葺 神明造 
        拝殿 鉄筋コンクリート造 瓦葺 唐破風付き入母屋造
氏   子  81戸
「由 緒」 

従来氏神が無かった第二半田地区が、昭和27年に旧国鉄「大土呂駅」構内にあった神社を譲り受け仮社殿を建てて遷座した。その後、昭和31年に社殿が建てられたが老朽化に及んだので、昭和54年に本殿・拝殿・幣殿・手水舎を新築し、現在に至っている。
 
八幡神社 鎮座地:福井市二上町20-30

祭   神  応神天皇 天思兼命
例   祭  10月15日
境 内 地  2,208u
旧 社 格  村社
主要建物  本殿 木造 瓦葺 
        拝殿 木造 瓦葺 
境内神社  春日神社 氷川神社 道祖神社
氏   子  17戸 

「由 緒」
創立年月不詳。

社伝によると、大澄が木神像を彫刻し此れに社殿を建立。灯明料として神田を分けたが太閤検地により絶える。後に加藤小五郎という人物が、社地・神殿を寄進し再建した。書類等は文化元年(1804)の火災の際に焼失した。
明治42年1月25日当区内の無格社思慮神社の祭神・天思兼命を本殿に合祀し、境内の道祖神社は当社の境内地に移し奉斎している。

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